兆し
前回の記事で「なんかパッとしない毎日だ」と書いた。
それもそのはずで、ここ最近を振り返って見ると思い当たることしかない。
状況を例えるとこうだ。
映画「タイタニック」の後半。
氷山に衝突し、海水がタイタニック号を浸水していく中、ヒロインのフィアンセの怒りを買ってしまったディカプリオ演ずるジャック・ドーソンが船室の一角で手錠を掛けられ、閉じ込められるシーンがある。
危機が目の前に刻一刻と迫っているのに、どうしてもそこから抜け出すことができない。
もがいても、もがいても金属音が高く鳴り響くだけで、自分の身体は船室のパイプと一体と化している。
力ではどうすることもできず、何か方法はないものかと考えているうちに、
疲弊しきっていたのかもしれない。
今までの人生、直感に従い、どちらかというと力尽くで歩んできた。
そして、それでうまくいっていた。
が、しかし、
今、そのやり方が通用しない。
方法を替えなくてはならない。
冷静になって見渡してみれば、足下に針金が落ちている。
手錠の鍵の形状を明確にイメージし、その針金で開けるのだ。
明確なゴールを見据えることが、この状況を脱するための“兆し“。
まずは何にせよ
八百屋のおっちゃんとの論争と今できること
世の中で一番損な買い物
たとえばなし
僕が納得できずに口をへの字に宙を見上げていると、尊敬する僕の上司はよく例え話を出してくれる。
要は、なんの目的があって、”聴く”という行為をするのか。
その目的を果たせるなら、行為は”聴く”に限らなくていいのだ。
大阪に行く目的があれば、新幹線でも飛行機でも、ヒッチハイクでも歩きでも良い。
上手い例えで締めれないもどかしさに、頭悩ます金曜日。
まぁ、こんなもの。
そんな自分を受け入れ、日々精進。