思考鍛刀場

自分の思考を可視化し、公開の場で綴られた自分の言葉を客観視することで何を感じるか。 2016年3月4日から始めた3ヶ月間限定ブログ。 開始当初は毎週金曜日更新とルールづけていたが、更新日目指して作り込んでしまい、本来の意図が損なわれてしまったので、思い立ったが吉日更新に変更。

兆し

前回の記事で「なんかパッとしない毎日だ」と書いた。

それもそのはずで、ここ最近を振り返って見ると思い当たることしかない。

 

 

状況を例えるとこうだ。

 

映画「タイタニック」の後半。

氷山に衝突し、海水がタイタニック号を浸水していく中、ヒロインのフィアンセの怒りを買ってしまったディカプリオ演ずるジャック・ドーソンが船室の一角で手錠を掛けられ、閉じ込められるシーンがある。

 

 

危機が目の前に刻一刻と迫っているのに、どうしてもそこから抜け出すことができない。

 

 

もがいても、もがいても金属音が高く鳴り響くだけで、自分の身体は船室のパイプと一体と化している。

 

 

力ではどうすることもできず、何か方法はないものかと考えているうちに、

 

疲弊しきっていたのかもしれない。

 


今までの人生、直感に従い、どちらかというと力尽くで歩んできた。


そして、それでうまくいっていた。

 

 

が、しかし、


今、そのやり方が通用しない。

 

 


方法を替えなくてはならない。

 

 


冷静になって見渡してみれば、足下に針金が落ちている。

 

手錠の鍵の形状を明確にイメージし、その針金で開けるのだ。

 

 
明確なゴールを見据えることが、この状況を脱するための“兆し“。